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Cisco オブジェクトトラッキングについて

2013.10.30 (Wed)
Cisco1812Jにて使用する機会があったのでメモ


シスコシステムズ CISCO1812-J/K9





オブジェクトトラッキング機能とは・・・

ルーティング情報の切り替えや、
VRRP/HSRP といった冗長プロトコルにおける
プライマリノードの切り替えのトリガーとして、
インタフェースのステータス情報や
ICMP による到達性の有無を指定できる機能。




トリガーとして指定できるのは以下の3つ。

・インタフェーストラッキング
→インタフェースのステータスをトラッキングし、
  ステータスに変更があるとVRRP/HSRP のプライオリティを減少させることが可。

・IP ルートトラッキング
 →ルーティング情報をトラッキングし、
  ルーティング情報に変更があると
  VRRP/HSRP/GLBP のプライオリティを減少させることが可。

・ICMP によるトラッキング
 →指定のIP アドレスに対して、ping による疎通確認を行い、
  ping が途絶えたことをトリガーとして
  VRRP/HSRP/GRBP のプライオリティを減少させたり、
  ルーティング情報を変更させ、経路切替をすることが可。









■設定方法


●インタフェーストラッキング設定コマンド


1,トラッキングの設定(必須)


Router(config)#track interface { line-protocol | ip routing }

object-number:オブジェクト番号(1~500)
type:インタフェースタイプ
number:インタフェース番号
line-protocol:インタフェースのUp/Down をトラッキングします
ip routing:インタフェースのUp/Down 及びIP アドレス設定の有無を
トラッキングする。
       (インタフェースがUp し、かつIPアドレスが設定されている場合にUp として扱う。



2,トラッキングdelayの設定(オプション)

Router(config-track)#delay { up | down }

up :up 時のdelay 秒指定
down :down 時のdelay 秒指定
second:秒(0~180) Default:0 秒


3,トラッキング間隔の設定(オプション)

Router(config)#track timer { interface | ip route }

interface:インタフェーストラッキング間隔
ip route :IP ルートトラッキング間隔
seconds :1~3000
Default:interface 選択時→1 秒.
ip route 選択時→15 秒.


4,トラッキングの適用(必須)

Router(config-if)#{ glbp | standby | vrrp } track decrement

group :グループ番号
object-number :オブジェクト番号(1~500)
decrement priority:トラッキングオプション時に減少させるプライオリティ値




●IPルートトラッキング設定コマンド

1,IP ルートトラッキングの設定(必須)

Router(config)#track ip route reachability

object-number:オブジェクト番号(1~500)
reachability :ルーティング情報のトラッキング

または

Router(config)#track ip route metric threshold

object-number :オブジェクト番号(1~500)
metric threshold:メトリックによる閾値トラッキング
Default :0~254=Up/255=Down



2,トラッキングのdelay 設定(オプション)

Router(config-track)#delay { up | down }

up :up 時のdelay 秒指定
down :down 時のdelay 秒指定
second:秒(0~180)
Default:0 秒


3,トラッキング間隔の設定(オプション)

Router(config)#track timer { interface | ip route }

interface:インタフェーストラッキング間隔
ip route :IP ルートトラッキング間隔
seconds :1~3000
Default:interface選択時→1秒
ip route 選択時→15 秒

4,トラッキング適用(オプション)

Router(config-if)#{ glbp | standby | vrrp } track decrement

group :グループ番号
object-number :オブジェクト番号(1~500)
decrement priority:トラッキングオプシ

または

Router(config)#ip route track

track-number:オブジェクト番号





●ICMPトラッキング設定コマンド

1,SLAモニタの定義

Router(config)#ip sla monitor

entry-number:エントリー番号(1~2147483647)

2,ICMP 送信先の設定

Router(config-ip-sla)#type echo protocol ipIcmpEcho { source-ipaddr }

destination-IP:トラッキング先IP アドレス
source-IP :送信元IP アドレス


3,動作時間設定

Router(config)#ip sla schedule { start-time | life | ageout | recurring }

start-time:時間指定/now(即時)/pending(停止)から選択
life :秒指定(0~2147483647)/forever(永遠に)から選択
ageout :秒指定(0~2073600)
recurring :定期的に行うかどうかの設定


4,トラッキングへのアサイン

Router(config)#track ip sla { state | reachability }

object-number:オブジェクト番号(1~500)
entry-number :エントリー番号(1~2147483647)
state :指定ホストに対するthreshold 時間内のICMP 通信によるトラッキング(デフォルト)
reachability :指定ホストへのICMP 通信によるトラッキング


5,トラッキングのdelay 設定

Router(config-track)#delay { up | down }

up :up 時のdelay 秒指定
down :down 時のdelay 秒指定
second :秒(0~180)
Default:0 秒


6,トラッキング適用設定

・VRRP/HSRP

Router(config-if)#{ standby | vrrp } track decrement

group :グループ番号
object-number :オブジェクト番号(1~500)
decrement priority:トラッキングオプション時に減少させるプライオリティ値


・Staticルート

Router(config)#ip route track

track-number:オブジェクト番号


・ルートマップへの適用

Router(config-route-map)#set ip next-hop verify-availability track

next-hop-address:ネクストホップIP アドレス
sequence :シーケンス番号(1~65535)
object-number :オブジェクト番号(1~500)



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